組合の紹介・指針

About

生活協同組合・沖縄県高齢者協同組合とは

私たち、生活協同組合・沖縄県高齢者協同組合は、サービスを提供する人もサービスを受ける人も組合員です。
組合員に対するサービスになっているので、サービス利用の場合は出資をして組合員になることが条件となります。
組合員脱退時、出資金の返金は事業年度終了後、決算終了後(4月以降)順次指定の口座に返金致します。
※但し、法定脱退(組合員死去の場合)は家族からの申し出があれば即時返金が可能です。
「協同労働の協同組合※」3つの協同(働く者たちの協同、利用者・家族との協同、地域との協同) を柱に据えた働き方を通じて「地域の願いである、生活と地域を結ぶ、まちづくり」を大切に、市民の参加で、地域で必要とされる仕事をおこし、生きがいを見つけ出し、地域で支え合い、助け合 いつながる事業・活動を展開しています。

※「協同労働の協同組合(労働者協同組合法)」とは、働くひとびと・市民がみんなで出資し、民主的に経営し、責任を分かち合って、人と地域に役立つ仕事をおこす協同組合です。協同労働とは、働く者同士が協同し、利用する人と協同し、地域に協同を広げる労働です。

設立

「寝たきりにならない、しない、元気な高齢者がもっと元気に、独りぼっちの高齢者をなくそう」を合言葉に1995年9月3日に設立
(法人格1999年7月14日取得)

運営理念

  • 働く者同士の協同、利用者との協同、地域との協同を大切にします。人を主体者として信頼し、その成長に価値を置いています。

  • 寝たきりにならない、しない、元気な高齢者がもっと元気に、独りぼっちの高齢者をなくそう。

  • 社会から支えられる存在から、社会を支える存在へ、共生・連帯の社会づくりへ向けて、挑戦し続けます。

  • 「生活と地域」の絆を結ぶ「まちづくり」(人と人との絆の再生、「食」を通じて、健康な生活を 推進し、「SDGs」安心して暮らせる持続可能な地域づくり) に貢献する高齢協運動を進めます。

運営方法

  • 働くひとり一人が出資し、経営に参加し、自ら労働し、 協力し合って、事業・活動を行います。

  • 話し合いを徹底し、全組合員経営を行います。

  • 人や地域が必要とする仕事おこしを行います。

事業

  • 高齢者等の安否確認、健康維持(地元食材、旬の食材、減塩でカロリー計算)のため、高齢者等 宅配サービスを開始。
    「1997年2月(配彩なは)開始、2000年6月(配彩やんばる)開始、 2002年11月(配彩ナビィー)開始、2014年1月 (配彩あわせ)開始。

  • 日常生活支援事業(買い物代行、外出支援、付添い、 お部屋の掃除、お庭やお墓の草刈りなどちょっとした お手伝い)。

  • その他・生きがいサロン (地域の元気な高齢者の趣味仲間づくりなどを応援)

組合の指針

生活協同組合・沖縄県高齢者協同組合が目指すもの

  • 自らの手で豊かな高齢期を応援します。

    高齢者がもっと元気に生活するための最大の福祉は就労です。
    地域の主体者であることだと思います。これまでに培ってきた高い技術や深い知識を持っていて、何らかの形で地域に貢献したいと考えている高齢者はたくさんおられます。仕事おこし、地域の絆づくりを通じて、豊かな高齢期を応援します。

    支えられる存在から社会を支える存在に

  • 高齢者を中心とした市民の健康を支える取り組みを行います。

    私たち生活協同組合・沖縄県高齢者協同組合は、配食サービス「配彩」を通じて、高齢者の方の健康的な生活を応援いたしております。 私たちは、設立当時から長寿県沖縄の食文化を担ってこられた元気な高齢者の方々の食生活調査をもとにして、「食」の重要性を認識し、「配食サービス」を中心に事業展開をして参りました。
    しかし、高齢者の方の健康を支えるには「食」だけでは不十分と 考え、高齢者の方の「相談」「生きがい」「仲間づくり」など独りぼっちにしない居場所づくり(ゆいまーるのお家)を念頭に高齢者の 方の健康を支える取り組みを行って参りたいと思っています。

  • 協同の力で生活と地域を結ぶ持続可能な地域づくりに挑戦します。

    「SDGs」安心して住み慣れた地域で暮らし続けるためには、「生活と地域」を結ぶ持続可能な 地域づくりが大切だと思います。そのために、高齢協は配 食サービス事業から生活全般を支えるサービスへ発展させていきます。
    また、これからの社会に必要なのは、「競争ではなくて協同、連帯」です。様々な組織と連携しながら、安心して暮らせる持続可能な地域づくりに挑戦します。